a-pattern cover: 1ピース…でかっ。a-pattern cover: 意外とのびずに縫えるバイアス同士

2011年09月22日

さよなら、ごうやのカーテン

小学生のころ、天気予報で台風の進路が関東にあたっていて注意を促しているのを夜みると、
「明日はお休みになるかな?」
「学校、午前でおわるかな?」
などと呑気に予報があたることを祈っていたこともあった。

でも、一度足りと予報どうりに大きな台風による学校のお休みになることはなく、中学生になる頃には関東が進路予測に入る台風をみると、
「おおかみがくるぞぉ〜」などと揶揄していた。

実際、今までずっと勢力の強い台風が来ていなかったということは昨日の台風放送(1951年…だったかな?…からずっとなかったといってた)でいっていた。
ということで、物心ついてから人生初めての勢力の強い台風の直撃をくらうという経験を昨日した。

場所柄、静岡に上陸と伝えられたころにはすっかり暴風圏にはいっていて、雨はすごいは風はすごいわ。
どうせ暗いし、とびくびくしながら(苦笑)雨戸は閉めてしまって、昼間っから電気をしっかりつけて、TVで台風中継などをみながら、キルトを縫っていた。
何せ初経験。なにがどうなって、どういう音でどうして、どうなるがちっともわからない。

ぷつっ

いきなり真っ暗。停電がおきたよう。
まだ夕方だから、雨戸をしめてない2Fに行けば、十分まわりはみえるが、実際は数分で復旧する運に恵まれ(市内では一部、夜遅くまで停電していた)、念のため、ランタンをすぐ手の届くところに用意はして、再びTV+キルトに戻った。

その後の中継などでばっくり折れた木をみて、うちのはだいじょうぶなんだろうか?と気になった。
台風が栃木・群馬方向に今いるというころには、すでに雨も上がっていたため、暗くなってはいたが庭をみにでてみると・・・。

2Fからつっていたごうやのネットがばっさり落ちてしまっていた。
もうすぐ10月だし、6月から青々と育ってはきていたがいかんせん鉢植えゆえにくたびれてはきていたごうや。
それでもまだちっちゃな実もあり、もう少し…もう少し…とおもっていたが、台風に引導を渡されてしまった。
今朝、ぐちゃぐちゃに落ちているネットとごうやを分離、解体作業して(運よく、今日はゴミの日)、夏にさよなら〜とゴミ出しを終えた。

もう、夏にはさよなら〜といったので、30℃を越しませんように〜と台風一過でくっきり晴れている空に向かってお願いしたのでした。

子供のころのお願い、かなわなくて実は幸せだったとこの年になってやっとちゃんと理解した1日でした。

joyfultulip at 11:23│Comments(0)TrackBack(0) えこ!?せいかつ 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
a-pattern cover: 1ピース…でかっ。a-pattern cover: 意外とのびずに縫えるバイアス同士