はやりの「くまモン」のカード / 赤鷲ステッチ:角に枠が到達!!赤鷲ステッチ:外枠だけつながるところまで一気!

2013年04月27日

こぎん刺しをジーンズに施す

かねてより興味たっぷりだったこぎん刺し。
偶然、実物をじっくりと、表も裏も、糸次の部分などもあれこれ見ることや、手法を説明してもらうチャンスがあった。
チャコペーパー はるはるキャンバス 179×215mm NS3001
そこで、失敗してもべつにいいかなぁ〜と思える古いジーンズで実験してみようと思い立った。
こぎん刺しは布目を拾う刺し子なので、デニムそのままでは刺しにくい(刺せない?)ので、クロスステッチ用のキャンバスを使用することに。
メジャーな抜きキャンバスを使おうかと思ったのだが、今回は痛みのある部分に刺して補強を兼ねようとおもっていたため、抜きキャンバスだと不安定すぎるかと、こちらのシールタイプのものを使ってみることに。
糸は刺し子用のものではなく、DMCの#5の刺繍糸。 針は、ジーンズに突き刺さなければならないので先の丸い針ではなく、ぶすっといけるフランス刺繍針を使用。
すでに、ここまでで本流とは程遠い準備(苦笑)。
(c)3.tomy せめて図案くらいは古典的に行こうと、こぎん刺しを知ってからずーっと気になっている「猫」がもどこ(こぎん刺しのパターン)名に使用されているものを選択。
べたっとキャンバスを張り付けて、ざくざくと刺していく。
このキャンバス、その名の通りシールなので、べったりと生地に張り付く。
のりで張り付くものを縫った経験のある人なら想像がつくと思うが、ノリの面を針が通過するので・・・・・・・。

針がべたつく

かなり時間がたってからは、慣れたのか? それとも、ノリが乾いたのか(こういうものも乾くでいいのかな?)、べたつきは少し気にならなくなった・・・気がする。
厚いデニムに太い刺繍針で、ノリのくっついたシートを刺し貫く・・・となると、運針などというものが出来ようもなく、ぶすっとさして、下で針を抜いて、下から針をぶすっと差し上げる、といったアップ・ダウン方式での刺し子。
刺し子でよくみかけるさら付き指抜き(ま、用意してなかったけど)ではなく、必要なのはゴム製のすべりどめサック。
しっかり、針をつかんで抜き取らなきゃならないから(苦笑)。
(c)3.tomy 出来上がりは、本ですすめているキャンバスのカウント数より大きいものを使用しているためと、そもそも刺し子糸ではなく刺繍糸であるせいか、少し隙間がみえるこんな出来栄え。
(キャンバスは、お風呂で暖かいシャワーをあてればどろっと解け始める。そもそもこぎん刺しを補強をかねて行ったことから、扱いも気にせず、その場でもみ洗いしたら、きれいにとけてなくなった)
ま、お初のこぎん刺しにしては、悪くないかなと。
なかなか、おもしろかったので、また、やりたいなぁ〜こぎん刺し。 そう思えたので、とりあえず、刺し子用糸、用意しようかな?
今回に実験、ジーンズのリフォーム=成功、こぎん刺し=面白い、はりつけるキャンバス=うーん、まだ微妙!? といったところでしょうか。
リフォーム・ジーンズの耐久性実験はこれから。
また、どこか痛んできたら刺してみて、あちこちこぎん刺しのちらばるジーンズというのも・・・・・・・・・・・おしゃれ?


え?ちがう?





こぎん刺しに関する情報・もどこの図案はこちらの本を参考にしました。
こぎん刺しの本―津軽の民芸刺繍


joyfultulip at 17:08│Comments(0) こぎん刺し | こもの

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
はやりの「くまモン」のカード / 赤鷲ステッチ:角に枠が到達!!赤鷲ステッチ:外枠だけつながるところまで一気!