2014年02月02日
大浮世絵展 & 東海道五拾三次: 江戸東京博物館
かねてから行ってみたいとは思ってはいたけど、”思ってるだけ”だった博物館へでかけた。あれま、よーく展示の案内板を見てみると、「開館20周年記念特別展」と冠がついてるではないか。
もう、20年もたってたのね〜。この博物館。
新参者の博物館だと思ってたけど、いつのまにそんなに時間がたっていたのだろう???
今回の特別展は東京での会期が3月2日までだから、とのんびり構えていた。調べてみたら、今日2月2日まで常設展コーナーの特集展示が東海道五拾三次ではないか。
この展示、去年やってるらしいことはなんとなく知ったのだが、会期など調べる間もなくなんとなくゆきすぎてしまっていたやつである。
再公開が本日まで!!!と知ってしまったら、もう、いくっきゃない。
ということで、あわてて出かけ、ボリュームたっぷり、版画観賞三昧をしてきた。
いやぁ〜、おもしろい。
木版画ならではの色をのせずに紙のでっぱり具合であらわされた表現（空刷りと呼ぶらしい）は、図録じゃわからない。
展示は浮世絵の歴史を見せるよう、古い時代から近代までと時が進むようになっている。 展示終わり近くの近代の浮世絵の色鮮やかさを見て、なるほど、今までの古い時代の浮世絵たちも、このくらい艶やかに、ある意味では毒々しい色合いだったころもあったのだなぁ〜と気が付く。
東海道五拾三次に至っては、どの地名を見てもついつい食べ物を思い浮かべていたが、どうもそれは私だけではないらしい。 ちゃんと関連展示としてうまいもの紹介のコーナーもあった（笑）。
もちろん、当時のガイドブックにあたる冊子まで置かれていて、あれも、これも合せて見ていると、「やるじゃん！我らがご先祖様たちの大衆文化！」とにやりとしたくなってしまう。
浮世絵展は開館20周年記念特別展と銘打ってるだけあり、今日見た展示が今回のすべてではないらしい。 また、明後日以降からの公開では内容の入れ替わりがある。 今日見たものの前にも入れ替わりがあり、見はぐった作品があることにも気が付いた。
見はぐった展示は、この後の巡回先（名古屋市博物館 2014年3月11日（火）〜5月6日（火）、山口県立美術館 2014年5月16日（金）〜7月13日（日） ）のいずれかで見ることもできる。 まぁ、そこまで追いかけてはいかないけど。
でも、入れ替わったこれから展示の作品はみたいなぁ〜とも思うので、もう1回くらいはこの企画展をみに行こうかなぁ〜??と思ってる。
見に行けたらいいなぁ〜。
joyfultulip at 17:41│Comments(0)│
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