書庫の整理、チリも積もれば…。ミシン糸でステッチ(六・鼓・緑タペストリー)

2015年10月19日

ウールxビーズのトートバッグ、完成

(c)3.tomy 先月後半にウールで作っていたトートバッグの完成画像。
使用したパターンは、ダブルラウンドシェイプという円が立体に縫い上がる面白いパターン。
基本的にこのパターンのピースはまん丸のみ。方形に成形するために一部半円や1/4円が使用されるという変わったもので、2011年の某マンスリー・キルトでも紹介(使用)されている。
リバーシブルプリント・ウールの1枚仕立てのコートを潰した、そのウール1種類の表・裏をそのまま利用しているが、いかんせん、もとは1枚でコートとして成立する厚手ウール。
パターンをきっちりするためにもなかなか、縫い合わせがきれいに円を描くようには成形できなかった。
その部分は、ビーズで縫い代を抑えがてらのステッチ加工、バッグ芯(帯芯の再利用)との押えもビーズステッチ。
留め具のボタンもコートからの再利用(コートも1つボタンだった)。
持ち手と裏布のみ、新品材料使用。
入り口は見返し仕立てになっている。この部分は、コートの前立てから取ったもので、バイアス処理されていたその部分をそのまま利用できたラッキー部分。
帯芯を再利用は、今年(だったと思う)の東京ドームのキルト展のバッグ部門入選作品で帯芯を使っていたものを見た記憶から。帯をほどいた時に、「そういえば、これを使ってバッグが作られてたなぁ・・・」と一応、洗って取っておいた。 がっつり着物を縛り(笑)ほどけないように薄い絹をサポートするだけあって、帯芯はなかなか自立芯(・・・つい、当て字)旺盛で今回は、ぴったりの材料(キルティングはしないから)だった。


joyfultulip at 14:46│Comments(0) こもの 

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