副資材買い出し別荘、1軒完成  [ポーチ]

2016年01月29日

タペストリー:Fachwerkhaus 帰宅。

(c)3.tomy

11月初めに旅立って3か月、ものすごく沢山の人に見ていただいて先ほど帰宅。
展示では振り仮名がなかった作品に「なんて読むのかしら?」といわれたタイトルは「ファッハヴェルクハウス」と読むドイツ語。

昨年11月にあった展示会の企画コーナーのテーマが「旅」、どうキルトにしたら生地が生きるだろうか?とつねに心のどこかに引っかかっていた2つの生地、読んでいた本で偶然知った建築様式名、それらが絶妙のタイミングで頭の中に共存したとき、このタペストリーのデザインの芽がぱっとひらいた。
構成やパターンを決め、最後にこだわったのは、冬だと日本より長い日差しと影により、街の色が2分に分かれていたという強い印象の表現。 だから街路樹は葉っぱがない姿。
これは私のなかで、このタペストリーをデザインした過程や作っていた時のこだわりの話。
タペストリーを楽しんでくださったいろいろな方が、それぞれ、すきな解釈、理解、楽しみを味わってくださっていればうれしい。
第15回東京国際キルトフェスティバル トラディショナル部門 3位と記されたちっちゃな額と展示横の説明文も一緒に箱にはいってやってきた。
どこかに飾ろうかな?
見ると誇らしさがわくかな、それとも、プレッシャーを感じるかな。


このタペストリーに使用した麻の葉の浴衣(反)同様、心に引っかかっている生地がまだいくつもある。
それらの生地もきっと、どこかでぱっと何かからみつくアイディアをまっている。
どんなタイミングでみつかるだろうか? 
アンテナの感度を上げておこう。

joyfultulip at 13:12│Comments(2) タペストリー・ベッドカバー 

この記事へのコメント

1. Posted by annie   2016年01月30日 08:26
3.tomyちゃんおはよ〜。

この度は本当に本当におめでとう!!

沢山の人に見ていただいて、よりべっぴんに
なってかえってきたね〜。
3位のお知らせがきたときはびっくりしたじゃろう??
それと、あれやっぱり街路樹だったんだね〜!!
ひとつしかないのと、輪があることから噴水かな〜と
想像してました。
色々お話聞きたいわ〜。いつかお会いする機会が
あるまで楽しみに待ってます〜。
これからも頑張ってね〜^^ おめでとうございました!!
2. Posted by 3.tomy   2016年01月30日 10:20
annieさん、

ありがとう。
知らせが来た時は、めちゃくちゃびっくりしすぎてしばらく茫然自失状態。
晴れがましい場所に展示されて、ほんっと大丈夫か!?ってドキドキだったし、初日にちゃんと掛けてあるのを見るまで信じられない気持ちもまだ残ってたくらいだから。

実は、茶色のベースのところに地味に目立たずもう一本青い木もあるんだ。
こちらは、暗く影のようにひっそりと。
どちらも、シンボルツリーのイメージで作ったけど、人の集まる広場には、噴水(水場)があることも多いから、そう感じたならそれでもいいの。 見る人がそれそれの記憶のなにかを重ねて、「あ!」とたのしんでもらえたらいいなって思って、具象表現しなかったんだ。

いっぱいの人に見てもらって、本当の美人さんになって、我が家を出た時より誇らしげに帰ってきました。
今年は、アートに、キルトに、いろいろなことを一緒に楽しむ機会があるとほんと嬉しいな。annieさんアンテナに何が受信されるか、楽しみにしてる!
楽しみにしてます!

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