生地の衝動買い。3本目、収穫。

2017年07月09日

生誕140年 吉田博展: 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

(c)3.tomy 巡回してくるのを心待ちしていたこの展示会。
会期2日目、気温上昇中の炎天下、出かけてきた。
なんと、会期中に作品の入れ替えがあるということを入り口すぐのところに置いてある作品リストで知り、もう一回来るかは、見て決めようと。
何回か、この美術館には来ているが、今日が一番人が多かった。
ほぼ制作年順に展示があるゆえに、どうしても見たい展示会リストに入った理由の版画作品は後半。
説明を読んでいくと、明治・大正という古い時代の日本の家族制度と今の制度の"普通"の違いに、どちらがどうなんだろう?などと思いながら、画才に恵まれ、それを伸ばせる環境へと進めた画家の絵を見ていく。
片道切符での渡米でも、画才と時代の需要に恵まれてのさらなる経験と、ほんっと運と才能に恵まれた人だという事実がこく記憶に残り、それゆえに絵の印象が薄くなっていった。
別に画家の運や才能をやっかんだのではなく、「今だったら?」と思ってしまう、そんな余地が絵を見ているとあったのだ。
そして、やっと見たかった版画作品へたどり着くと、「え?」と思っちゃった魚作品(おもわず、絵葉書も買っちゃった)。
一番最後のコーナーは、普段はこの美術館では、所蔵品展示がなされているが、今回は、そのスペースも一部企画展示に使用されていて、一番見たかった最後の版画作品があった。
なんだろう?
なんとも言えない、本当の経験の記憶なのか、なんなのか、そんな感情を刺激される作品で、じーっと見入って来た。

入れ替え作品を見たいか? どうしようか?
後期リストをチェックしてみなくては。

8月27日まで。(他の巡回はすでに終了)

joyfultulip at 18:47│Comments(0) アート 

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生地の衝動買い。3本目、収穫。