2018年10月22日
エリザベス・ハンスコレクション MOLA パナマの先住民クナ族の衣装と意匠: たばこと塩の博物館
西の友人からのお誘いメールで知った展示会。キルト好き3人集まってモラ梯子デート（<-これ、”デー(Day)と”という意味でタイプしたらまとめて変換されちゃった！ でも、これでもぴったりだから誤変換採用）。
と、いきなり脱線。
連続印刷の際にプリンターで送るためにあけてあるマージナル・パンチの部分は、本来、捨てられる細長い紙。それを見事にクイリングなどに利用してアートに昇華させている小さなお店（本来、日曜はお休みなのだが掃除？だか整理？だかで偶然、店舗を開けていた）に立ち寄る。
すっごく面白い。
いろいろお話を聞かせていただき、本命へ移動。
もともと、クナ族の衣類の見ごろ部分（前・後）として作られているものが「モラ」として知られるようになったアップリケ。
まさに「民芸」である。
意匠は、民族として意味のあるもの、身近にあるものなどいろいろらしいが、その細かさ・細工（刺繍）の繊細さ！
これは、たしかに初めて目にしたらコレクション（保存・研究）として持ち帰りたくなった気持ちはわかる。
そして、ながーい待ち時間ののちのコーヒー・ブレイクをとり、これらから学んで日本でモラを作り続けていらっしゃるお教室展（主宰の先生は、博物館の展示の紹介VTRでモラの縫い方などを説明されていた人でもある）へ向かう。
会場のギャラリーはビル３Fだが、入口のところのショーケースに数点ずつ作品があり、それを見ただけでもワクワクしてくる。
第13回宮崎ツヤ子モラ教室作品展東京: ギャラリー絵夢
10／19〜24 11：00〜19：00（最終日17：00まで）
民芸のモラをできるだけ踏襲する形のこちらの作品群は、サイズも30〜50�冂�度のもので、びっしりと全面に針が走っている。
図案は、それぞれの絵。
すっごく面白いなぁと思ったのは、びっしりと全面に針が走るせいか、必ずしも「うまい絵」といわれるだろう初期図案が「つたない絵」と思われるだろう初期図案で作り始めたかもしれない作品に対してすばらしい作品か？というとそうとも限らないこと。
展示作品出品者から、モラについていろいろと説明いただいたのもとーっても参考になった。
残念ながらオリジナルのほうの展示は昨日で終了しているが、日本のモラの展示はまだ会期中。
3者3様のキルト作りのなかで、今日のこの「モラ」はどんなふうに消化されていくのかなぁ〜。
楽しみ！
楽しいデート、ありがと！
joyfultulip at 12:33│Comments(2)│
│アート
この記事へのコメント
1. Posted by ゆかねぇ 2018年10月22日 19:40
お疲れ様でした。
そうそう、クイリングのお店は目からウロコだったね。
まだまだ新規開拓の余地はあるんだねぇ〜。
いろんなものを観ると、どこかでつながってオリジナルに生かせる。。。。かも（笑）
カフェの待ち時間、ほんとやばかったね。
珈琲は美味しかったけど（笑）
また何か面白そうな展示会があったら行こうね。
昨日はありがとうでした。
そうそう、クイリングのお店は目からウロコだったね。
まだまだ新規開拓の余地はあるんだねぇ〜。
いろんなものを観ると、どこかでつながってオリジナルに生かせる。。。。かも（笑）
カフェの待ち時間、ほんとやばかったね。
珈琲は美味しかったけど（笑）
また何か面白そうな展示会があったら行こうね。
昨日はありがとうでした。
2. Posted by 3.tomy 2018年10月22日 19:53
ゆかねぇ、
あの待ち時間とその後の接客の丁寧さは、ナカナカ！だったね。
何がどこでどんなふうにアイディアとして生きてくるかわからないけど、きっと忘れた頃にほわっと出てきそうで楽しみです。
こちらこそ、またデートしてね〜
あの待ち時間とその後の接客の丁寧さは、ナカナカ！だったね。
何がどこでどんなふうにアイディアとして生きてくるかわからないけど、きっと忘れた頃にほわっと出てきそうで楽しみです。
こちらこそ、またデートしてね〜
