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2019年06月23日

二人の巨匠の競演! :日本フィルハーモニー交響楽団

第 13 回 相 模 原 定 期 演 奏 会は、演目がほぼ同時期にロシアとチェコで活躍した大作家からの2曲であり、日本の楽壇を牽引し、今なお輝き続ける二人の巨匠(指揮とソリスト)の競演ということで、ダブルに競演なんだって。
演目:
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ドヴォルザーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88 B.163
指揮: 小林研一郎 [日本フィル 桂冠名誉指揮者]
ヴァイオリン: 徳永二男
オーケストラ: 日本フィルハーモニー交響楽団

定例の演奏前のプレトークはプログラムの解説を書かれた奥田佳道氏。
すごく興味深かったのは、1曲目のほう。
師から「出だしのメロディーからこの曲を作曲した時のチャイコフスキーのいたロシアの天気はなにか?」という問いの話。
ずっと北に位置するロシア。
そこに住んでいる人々が感じる空の色とその日一日への気分は、やっぱり同じ経験がないと想像はできないが、彼の師であったロストロポーヴィチ(チェリスト)はこの曲の出だしからきっとこうだった!と断言したという話である。
(天気がなにかは、そのうち、どこかでこの曲の解説に書くだろうという大事なネタの1つらしいので、ここで公にはしないでおきましょ。)
となれば、出だし大事!とワクワクと演奏会はじまる。

本日のソリストの育てた後進の一人に三浦文彰があるのを知り、彼のアンコール曲の選択に、変な納得をしたりして。

今回は久しぶりの2F席、オーケストラが全部まるっと見えるところで、ティンパニーと指揮の連動を楽しみ、演奏休み中のホルンがせっせと中を掃除?液だし?を静かにしているのを面白くみたり。
最後の最後の管楽器の見せ場でホルンがアクションを入れたのは見逃さず。
すっごーく最後の最後の管楽器のぶっとばし(笑)が良かったので、アンコールのアンコールにそこだけもう1回やってくれたのは、激感動。
めちゃくちゃ梅雨のじめじめ日曜日、空調快適なホールですかっとオーケストラを堪能して、ちょっと気分復活。

(c)3.tomy


joyfultulip at 18:41│Comments(0) ステージ 

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