2022年03月18日
フリー刺繍をはじめる。

わりとフランス刺繍と呼ばれることが多い(気のせい? 歳のせい?)のだろうけど、それって国名が付いてるから「ん?」と思うことも多々あり。
実際に出来上がった刺繍をみると、ステッチの名称がちがったり材料が違ったり、図案にローカル性があっても、針と糸で布の上に色をつけていくというところはいろんな刺繍の呼び方によらず、結局一緒。
日本刺繍が絹糸をよって太さを1本にまとめて刺すけど、仏刺繍で#25だとばらばらにほぐしてから針に通すとか、少々(?)のお作法が違ったりはするけど。
そんななか、「刺繍」とかかれていろいろな国のいろいろなステッチ技法だけをまとめた本のなかで、主に図案は生地に写さず、布の織り糸を数えて刺す方法を区限刺しと、そうではない(主に図案を生地に描いてから刺す)ものをフリー刺繍と表現しているのをみつけ、国名のないこれは便利!と。
ま、今回刺すのはDMCのキットだからフランス刺繍と素直にかいてもいいんだろうけど。
フランス刺繍ー!とかくと、なんか、フランス刺繍専門家に「そのステッチのやり方はちがーう!」とお作法(?)注意を受けそうだし。
私が楽しく、わーい!きれいにできたー!と思えばよいということで、「フリー刺繍」採用。
と、ここで私が大の苦手としている昆虫をご存じのかたは、「あれ?」と思う図案であることに気が付くかも。
嫌いなんだけどね、いやなんだけどね、なにせね、このキット、「福袋」の中身の1つで(笑)。
すでに撤退してしまった百貨店に入っていた、すでに廃業したパッチワーク専門店の「刺繍福袋」のなかの1つ。
(二重に閉店という。)
ずずずずずずうぅぅぅぅっと寝かせていた刺繍キット。
着火した刺繍熱で、ようやく開封〜!
いや、一度開封して図案が生地にプリントされてるのをみてびっくりしたのは覚えてる。
(フリー刺繍のキットを手にしたのが初めてで)
joyfultulip at 10:31│Comments(0)│
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