ホールクロスキルト

2020年07月16日

11年前のトラプントキルト。

(c)3.tomy 「ピースワークの下敷きのキルト」に興味をいただいたので、再掲載〜!
ブログ内初出は、去年の1月だが、制作はすでに11年前だった!

そーんなに昔なのだが...。
このキルトトップに使用した(これは裏面。表面はinstagramに)水玉の生地は、なーんと!その10年後に「金魚とポイと」に水玉アップリケとして残布が使用されている!
どんだけぇ〜、端切れも保管したまんまなのか(笑)。
「キルトジャパン 2020夏号」でも確認可能なくらいちゃーんと写っている!この水玉生地。
ボーダー部分のあぶくのような丸のアップリケの中サイズの生地がそれ(ピースがそう大きくないので、水玉柄の”玉”はせいぜい1つ入ってるくらい)。
このあぶくのような丸のアップリケは、すべて1つずつ丸くカットした綿を貼ったものを成形してアップリケしているのだが、この手法をとった理由が、まさにこの生地の”おかげ”。
この水玉の生地は、水玉部分の生地が透けている(チュール状)ため、そのままだと縫い代やベース生地の模様がこの水玉部分から透けて色の混色で美しくない!から。縫い代や裏生地を透かさないために、綿を貼って色濁りを避けた(モチーフの意味から少し立体化するのも、グッだったし)。

1枚、1枚、仕上げて次...と進むんだけど、結構、あのキルトとこのキルトととなにかがつながってることが多く、ほんっと「断捨離」と縁がない生地箱。
もちろん、70%くらいは在庫を把握、30%は「おやまぁ〜」な記憶。


図案:はじめてのパッチワーク「キルティング」日本ヴォーグ社


joyfultulip at 13:57|PermalinkComments(2)

2019年01月18日

懐かしい習作:ホールクロス・トラプントキルト

(c)3.tomy すっかり私のキルト・デザインの一部になっているトラプント・キルト。
ふと、小物撮影のときの敷物にぴったりがあるではなーいか!と思い出したのは、昔の習作のトラプント・キルト。
そういえば、きちんと記録をとってなかったなぁ〜と改めて写真を撮ると、やっぱり、ホールクロスキルトの撮影は難しい。
キルト撮影ではすべきではないだろう、光のむらを使わないと薄い色合いのこのキルトはぺったんこにしか写せない。
このキルトのデザインは、「はじめてのパッチワーク「キルティング」」日本ヴォーグ社のもの。
当時(ブログで検索をかけたら、2009年と判明)、本で見ていたトラプント・キルトなるものの陰影の美しさに魅了され、やってみたくてたまらなかった。
しかし、トラプントキルトは、コーデイングでもぶすっと布に穴をあける。
延々、がんばったキルティングのあとに、「傷(穴)をつける」!!!!!
理論を理解できても、その実践には、「これで大丈夫」のお墨付きがほしい。ないと、ここまでかかった時間がぁ〜と怖くて。
そう思っていたところで、大手手芸用品チェーン店の入っているビルで運営されていたカルチャー(某公共放送系)のチラシ(震災でお店もカルチャーも別の同じビルへ転居)に「トラプントキルト」を前面にうちだしたパッチワーク教室の案内発見(現在、先生はカルチャーから撤退)。
「え! トラプント”から”教われるの⁉」
なんとも運命のお導き(ちょっと友人の表現に毒されてみた-笑)。

看板に偽りなし。
1作目は、小さなバッグをキルティングとトラプント(ホールクロスキルト・タイプ)で仕立て、2作目もトラプントキルト。
それがこれ。
おもいっきりトラプントキルトをやっておなかいっぱい!にはならず、すっかり魅了されたまま。
いつか、ベッドカバーをホールクロスキルト、トラプントありで作りたいなぁ〜という野望はまだ健在。
ホワイトキルトではなくって、プリントのある生地をつかってのホールクロスがやりたい。
いつか、キルティングとトラプントが生える、キルティングが終わるまでずーっと縫っていてうれしいそんな生地に巡り合ったら。

本日、過去と未来の話を懐かしい1枚と共に記録。
いつか、ホールクロスキルトを作り始めた時、「いつから言ってたっけ?」とこの記事を検索かける日がくるといいな。

完成:2009年07月頃
定期的にお洗濯もしていたので、10年経過しているけどしみなくきれい〜。

joyfultulip at 11:29|PermalinkComments(0)